WILD™ OpenVPX 40Gbitスイッチカードは、Infiniband（SDR、DDR、QDR、FDR）とEthernet（1Gb、10Gb、40Gb、56Gb）の両方のトラフィックを最大4Tb/sのノンブロッキングスイッチング容量で切り替えることができるため非常に汎用性の高いカードと言えます。WILD OpenVPX 40 Gb Ethernet and FDR Infiniband Switchはシャーシ管理もサポートしており、シャーシマネージャ（ChMC）として機能することが可能です。1Gbイーサネットコントロールプレーンは、最大20個のバックプレーンポートと、1GbEまたは10GbEで動作可能な2個のフロントパネルSFP+をサポートしています。データプレーンとコントロールプレーンはそれぞれ異なる仮想ネットワーク上に配置され、それぞれで最高のパフォーマンスを発揮します。
基本的な設定は、必要な機能をすべてDIPスイッチで選択することで簡素化されています。フロントパネルのUSBシリアルポートでは、必要に応じて管理用イーサネットインターフェースの設定が可能です（デフォルトの設定はDHCP）。ソフトウェアのアップデートは、USBシリアルコンソールから無効にすることもできるシンプルなウェブインターフェースを介して行われます。フロントパネルのステータスLEDは、各スイッチポートのステータス（リンク／アクティビティ）と、WILD OpenVPX 40 Gb Ethernet and FDR Infinibandスイッチの全体的なステータスと健全性を表示します。
フロントパネルのRJ45 10/100/1000 BASE-Tイーサネットポートはスイッチ管理用に使われ、オンボードのPowerPCに直接接続されています。また、オプションで、PowerPCからコントロールプレーンへの「インバンド」イーサネット接続も可能です。すべてのスイッチ構成が「インバンド」管理接続をサポートしているわけではないことに注意が必要になります。